認定証なんて要らない
坂庭です。
時々、このようなメールを
いただきます。
「私も●●先生の弟子です!」
だから?
僕は何か認定証を持っているわけでも
なければ、どこかの協会に属している
わけでもありません。
誰かの弟子でもなければ、
「師匠」と崇め奉っている人も
いません。
もちろん、お世話になっている方や
尊敬している方、信頼している方は
たくさんいますよ。
あ。
一応、行政書士会には
まだ属していると思いますが。
「行政書士」を名乗って仕事を
とっているわけでもなければ、
もはや、バッチすら、見当たりません
(始末書ですな)
・資格を取ること
・認定証をもらうこと
が、目的になっている人が
非常に多いです。
なぜか?
「自信がないから」です。
「自己肯定感が低いから」です。
「誰かのお墨付きが欲しい」
「認定証が欲しい」
「虎の威を借る狐」です。
目的はなんですか?
自分を変えて、現実を変えて、
相手を変えることですよね?
認定証をもらって、
虎の威を借りることが
目的になると、こじれる
一方です。
「認定証」とか「師匠」とか、
要らないんですよ。
自分で自分を変え続けて、
その知識・経験・知恵で
相手を変え続ければいいだけ、
ですから。
昨日、ちょうど、親友の
「陰陽師」さんとお茶を
してきました。
基本、「陰陽師」という
職種は、自らは名乗らないのが
暗黙のルールと聞いたことがあります。
「聞かれたら答える」
そうですね。
「私、陰陽師という仕事を
してま〜す!」とは自分からは
言わない世界だそうです。
僕の親友に関しては聞かれても
ほとんど答えていませんが。
そして、「こういう仕事を
しています」と答えると、大抵の人が
「師匠は誰ですか!?」
「どこに属しているんですか!?」
と聞いてくるそうです。
「認定証とか協会とか、要らね〜」
という話で盛り上がりました(笑)
認定証とか協会に属すとか、
そういうのは手段に過ぎないから、
です。
逆に、いくら認定証を持っていようが、
協会に属していようが、自分が変わらず、
お客さん、クライアントさんを
変えられなければ、意味がありません。
宝の持ち腐れですよね?
単なる資格コレクターにすぎません。
それで、こじれて、堂々巡りを
している人が巷にあふれています。
認定証なんて金さえ払えば
誰でももらえます。
民間の協会であれば、会費さえ払えば、
誰でも所属できます。
強いて言えば、僕にとって、
自分が一番の師匠です。
強いて言えば、ですよ。
自分で自分を師匠と
思ったことはありませんが。
強いて言えば、です。
「最高のパートナー」と
いったところでしょうか。
自分で気づき、自分を変え、
自分の現実を変え続ける。
その知識・経験・知恵でもって、
目の前にいる人を変え続ける。
それだけ、です。
「弟子」とか「師匠」とか
「認定証」とか「協会」とか、
そんなものは手段であって、
目的ではない、ということ。
そして、誰かの威を借りている間は、
「自信のない自分」を育て続けている
ということ。
そろそろ、そういうことにも
気づいた方がいいでしょうね。
「認定証」とか「協会」とか
「師匠」とか、ぶっちゃけ、
興味がないし、どうでもよろしい。
「だから、なんですか?」
という感じです。
時々、「弟子にしてください!」
という奇特な方もいますが。
「こじれるだけですから、
やめたほうがいいでしょうね」
とお断りしています。
自分で気づき、自分を変え、
自分の現実を変え続けるだけ、
ですから。
誰かの弟子を名乗る必要もなければ、
誰かを師匠として崇め奉る必要も
なければ、誰かの威を借りる必要も
ありません。
そういうのに頼っているうちは
うまくいかないでしょうね。
頼るのは自分だけにしましょう。
自分が1番の師匠ですから。
そして、自分にとって、
最高のパートナーは
自分自身です。
自分という、最高のパートナーを
活かせない人が、お金を払って、
お勉強をして、一生懸命、知識を詰め込んで、
模範解答をインストールして、
テンプレートを後生大事に握りしめて。
意味あります?(笑)
自信がないもんだから、
挙げ句の果てには他人の威を
借りちゃって。
お寒いですな。
さらに、こじれていきますよ。
まずは「こじれた脳」を整えて、
マイナスをゼロに戻し、さらに
ゼロからプラスに持っていく。
最高のパートナーとして自分の
パフォーマンスを発揮してから、
【補助】として、スクールや協会で学び、
スキルを身につけ、結果として認定証をもらう。
というのが、よろしいかと思いますが。
(認定証なんて、無くてもイイけど)
いかがでしょうか?
ま、誰を師匠とし、誰の弟子を
名乗ろうが自由ですが。
少なくとも、僕は弟子を取る
予定もなければ、誰かの師匠に
なる予定もありませんので。
勝手に弟子を名乗るのだけは
やめてくださいね。
先日、勝手に「妹」を名乗る女性が
いたので、お断りしました。
「妹」って(苦笑)
では。
坂庭