育ちが悪い⇒不採用確定
最近、キャバクラやデリヘルの
店長さんからのご相談も
いただくようになりました。
水商売や風俗ですね。
「どのようにキャストを教育
したらいいでしょうか?」
「どのようにしたら、
ホスピタリティのある
キャストに育てられるでしょうか?」
と。
ポイントは審査と教育です。
もちろん、キャスト(女の子)を
教育して指導することも大事です。
長い目で見れば、絶対に
必要なことですから。
ただし、「啓蒙」には時間がかかります。
そこで、まず「審査」ですね。
ルックス(スタイルやビジュアル)だけで
採用するような「緩い審査」を
しているとお店が傾きます。
なので、僕が一発目にアドバイスしているのは、
「まずは、いったん、育ちの悪い女の子の
採用はやめましょう」ということです。
「育ちの悪い」の定義は、
どの程度のキャストを求めているかに
よるので、一概には言えませんが。
少なくとも、
・学歴
・家柄
というものではありませんし、
・昼間のお仕事の内容
でも、ありません。
昼間はお堅い、真っ当なお仕事でも、
正直、「しょーもない女の子」も、
たくさんいます。
煮ても焼いても食えない
箸にも棒にも引っかからない
みたいな(苦笑)
ものすごい、基本的なことですが、
「立ち居振る舞い」の部分ですね。
・所作
・身のこなし
・言葉遣い
などです。
「マナー」や「常識」といった
表面的なことを言うつもりは
ありませんが。
どんなに学歴が高くても、
家柄が良くても、育ちの悪い
女の子は正直、います。
僕みたいに、学歴もアレで、
育った環境もアレだと、
当然、育ちは悪いです。
仮に女性であっても、絶対に
夜で働けないタイプですね(恥)
もちろん、長い目で見れば、
「育ちの悪い子」も教育して
育て直すことも必要です。
必要ですが、時間がかかります。
その前にお店が傾きますね。
立ち振る舞いが粗野・下品で、
育ちの悪い女の子に
ホスピタリティを求めるのと。
そもそも、育ちが良くて、
品の良い子にホスピタリティを
教え込むのと。
どっちが早いと思いますか?
当然、後者です。
前者の場合、
・遅刻する
・客の前で携帯をいじる
・あくびをする
・デリカシーのないことをヘーキで言う
・他のキャストの足を引っ張る
など、「そこからかぁ〜」という
部分から教えなければならないので。
まさに「マイナスからのスタート」です。
で、たいてい、2〜3ヶ月で辞めます(苦笑)
そういう女の子に時間とコストを
割くだけ無駄です。
キャバクラのようなオープンな
スペースなら、まだしも。
風俗のようなクローズドな
スペースだと、実際にお客さんと
どのようなやりとりをしているか
お店側では把握できません。
「お客様と女の子に任せている」
というお店もありますね。
「任せている」と言えば、
聞こえはいいですが。
単に女の子を把握・管理・教育
できていないだけです。
では、「育ちの良し悪し」は
どこで決まるか?
母親の胎内で決まります。
「産んでからでは手遅れ」
という話をしましたが。
そこです。
十月十日(とつきとうか)も、
母親の内的(脳内)会話を聞き、
口癖を聞き、ストレスプログラムを
受け継いで生まれてきます。
さらに、胎内にいるときに、
周囲の声も確実に聞いていますから、
「経済力もないのに産むな!」
「堕ろせ!」
「また、女の子か!」
「今度は男の子を産め!」
とか。
さらに、産まれてからも、
暴言、虐待、ネグレクトを受け、
コンプレックス、トラウマを
強力に植え付けられます。
セルフイメージが低く、
自己肯定感も低く、
承認欲求が強い
人間になります。
「褒められたい」「認められたい」
「見返したい」「負けたくない」
そこから、ガツガツして
品のない言動を取り、粗野で
育ちの悪い人間になっていきます。
「金!金!金!そして、また金!」
「男が金にしか見えない」
「タダで男に会うのは損」
こうなると、末期ですね。
育ちの良い子は、そもそも
自己肯定感が高く、
承認欲求も自分で満たし、
コンプレックスやトラウマが
少ないですから。
こういう女性を採用して、
ホスピタリティを教えた方が
はるかに早いです。
素直で真面目で、
こちらのアドバイスも
「すーっと」入っていきますので、
気づきも変化も早くて大きいです。
1ヶ月もあれば、ガラっと
変わりますね。
お店の雰囲気も、
他のキャストも。
癌細胞を啓蒙して、
育て直すのは、それから
でしょうね。
どうですか?
人事の担当者、つまり、面接官が
「育ちの悪い女の子は採用しない」と
いう方針だったとして。
就職活動の場で、あなたの娘は
通過しそうですか?
20代の女性に、「結婚して、
身籠もってからじゃ手遅れ」
というのは、そういうことです。
母親がこじれていると、
大抵、子供もこじれています。
というか。
子供を見れば、親のこじれ具合が
一発で分かります。
「親の顔が見てみたい」なんて
言いますが。
もはや、見なくても分かります。
40代、50代のお母さんは、
子供を冷静に見てみましょう。
確実に、あなたの口癖と
思考パターン、ストレス
プログラムを受け継いでいるはずです。
蛙の子は蛙。
同じ病気の症状をして、
引きこもり、お金にも困り、
人間関係もボロボロ。
堂々巡りから抜け出せない。
「育ちが悪いと不採用」
今後、水商売や風俗でも、
それが当たり前になるでしょうね。
「ルックスが良ければお金がもらえる」
「体を売れば借金が返せる」
なんて、時代は、もう終わりを
迎えています。
なぜなら、1回でも会えば、
メッキが剥がれ、素性がバレるからです。
次がありません。
つまり、リピート(本指名)されない、
ということです。
「育ちが悪いと不採用」
「産んでからじゃ手遅れ」
です。
育ちが悪くて娘が不採用だったとしたら?
お母さん、あなたの責任です。
もし、そこから変えたいのであれば。
母娘ともども、時間をかけて、じっくりと、
そして、徹底的に土台から根こそぎ
やるしかありません。
ま、自由ですが。
坂庭