8000万円が灰になりました
ねーさん、事件です。坂庭です。
正直に告白します。
僕はもはや人が諭吉には見えていないので、
お金を追いかけてはいませんし、
億万長者を目指しているわけではありません。
セミリタイアをして、不労所得で
暮らしたいとも思っていません。
ビジネスという手段を使って
脳の使い方をより早く、
より広く世の中に広めるために、
広告を使ってきました。
なぜなら難病、奇病、末期、余命で
寝たきりの人もいれば、貧乏暇なし、
自転車操業、借金まみれの人もいる。
死ぬ場所を探している人、
死ぬタイミングを見計らっている人も
いるからです。
一分一秒、一刻も早く、そのような
人たちと出会えるように札束を燃やして、
アクセルを踏み続けてきました。
ところが。
2022年11月に1ヶ月で3000万円ちかい
お金を使って、2000万円以上の赤字を出し、
その後、プールしていた8000万円をわずか4ヶ月で
失いました。
広告でコケて、
すってんてんです。
広告が止まり、売上が止まり、
追い打ちをかけるように8桁の税金。
これは僕にとって「事件」です。
もはや絶望的な状況に陥りました。
それだけではありません。
あと2週間で3000万円を調達しないと、
カードで経費の支払いができなくなるので、
完全に終わりです。
かなり、絶望的な状況です。
まるで、コロナと災害と戦争が
いっぺんにきた感じです。
想像してみてください。
僕のような零細企業が8000万円
というお金をプールするのに、
何年かかったと思いますか?
どれほど大変だか、想像がつきますか?
・税金、社会保険料を支払い
・家賃などの固定費を支払い
・外注費、出張費などの変動費を支払い
・自分の生活費を確保し
その上で8000万円です。
おそらくピンとこないでしょう。
では、家計に置き換えて
みてください。
ケタを1つ減らして、あなたが
会社の給料や個人の所得で
800万円貯めることを考えてみてください。
今の収入で800万円貯めるのに
何年かかりますか?
家賃、水道光熱費、スマホ代、ガソリン代、
通勤代、食費などの生活費、子供の養育費、交際費。
外食やレジャー、趣味に
使うお金もほしいですよね?
その上で、800万円貯めるのに
何年かかりますか?
貯めるのは大変ですが、
使うのは一瞬です。
その上。
あと2週間で300万円調達
しなければならないとしたら?
しかも。
身近で300万円も持っている人がいない。
銀行もどこもお金を貸してくれないとしたら?
「パラシュートが開かな状態」で
猛スピードで地上が差し迫ってくる感覚。
あなたには分かりますか?
生きた心地がしますか?
毎晩、ぐっすり朝まで眠れますか?
どうやってその状況を
乗り越えますか?
この状況でノウハウとかテクニックといった
小手先の手段で乗り切れると思いますか?
乗り切る自信がありますか?
この後に及んで戦略とか
戦術なんて考えても意味がない。
小手先のテクニックが
通用するわけがない。
この絶望的な状況を乗り切るには
気づきと変化が必要です。
つまり、パラダイムシフトです。
気づきと変化によるパラダイムシフトが
ない限り、ブレイクスルーは起きません。
僕は5〜6年かけて、万一に備えて
プールしておいた8000万円をたった
4ヶ月で灰にしました。
広告は止まり、売上は止まり、
追い打ちをかけるように税金の支払いで
絶望的な状態に陥りました。
ところが。
8000万円を失って初めて
気づいたことがありました。
8000万円を失わなかったら
気づけないことがありました。
8000万円という金額には
とうてい換算できないほどの
『叡智』を手に入れました。
ヨガ?マインドフルネス?千日回峰行?
そんなこと、一切やっていません。
やっている暇も余裕もありませんでしたから。
断言します。
僕は金輪際「集客」や「お客様」に
困ることはないでしょう。
それは、
「これだけの危機を乗り切ったから」とか
「それだけの自信がついたから」とか、
「乗り切る方法がわかったから」という
浅い話ではありません。
この危機的状況に至っても、その程度の
気づきしか得られなかったら、もう、
ビジネスも人生もやめたほうがマシです。
朝顔の種に水をやるのに、
ゲリラ豪雨を降らせるかよ。
そうではなく、自分の盲点に気づき、
パラダイムシフトをしたからです。
8000万円を灰にし、広告が止まり、
売上が止まらなかったら一生、
気づけなかったであろう盲点です。
むしろ感謝しています。
「広告よ、止まってくれてありがとう」
「売上よ、止まってくれてありがとう」
「8000万円よ、燃え尽きてくれてありがとう」
これは強がりでも、表面的なポジティブ思考でも、
感情を押し殺しているわけでもなく、もし、まだ
広告が動いて、まだ売上が上がり続けていたら、
僕は未だに札束を燃やして走り続けていたはずです。
僕は死ぬまで札束を燃やして走り続けるような
疲弊するビジネスをしていたことでしょう。
僕は死ぬまで毎日、マンモスを狩りに行くような
お金の稼ぎ方をしていたことでしょう。
今はこの体験の意味が完全に腑に落ちています。
そして「集客」という呪縛から解放されました。
毎月1000万円単位の広告費が発生しなくなったら?
当然、すべて利益です。
仮に3000万円×12ヶ月なら
年間3億6000万円の利益です。
結果、また収入のケタが1つ増えることになります。
もちろん、僕は収入のケタを増やすことが目的ではなく、
脳の使い方を世の中に広めることが目的ですが。
人は絶望の中にしか希望を見出せません。
人は絶望の後にしか希望を掴めません。
人は虹の中にいる時は、その
虹の美しさに気づけないのです。
「仕方ないでしょ、世界は残酷なんだから」
これは、進撃の巨人に登場する、
ミカサの言葉です。
「まやかしの悟りで誤魔化すな!痛みを受け入れろ!」
これはブラッドピッド主演の映画「ファイト・クラブ」の
タイラーダーデンのセリフです。
一見、残酷に見える世界でも、
むしろ、受け入れた方が楽になります。
いえ、そうでもしない限り、
本当の幸せは手に入りません。
鬼滅の刃「無限列車編」の
炭治郎のように。
何度でも、何度でも、何度でも
絶望を受け入れる。
まやかしの悟りも、
一時的な痛み止めも
飾りみたいな優しさも
もういらない。
なぜなら、夢の中でふわふわ
踊っている間ですら、列車は
バッドエンドに向かって、猛スピードで
走り続けているのだから。
これぞ『グレートリセット』
偉大なる再生。
さあ。また、ここから始めようか。
自分に問いかけて、思い込みに気づいて、
それをやめた時、お金では到底買えない
『叡智』を手に入れることができる。
仮に神様が見放したとしても、
自分が見放さないかぎり、
人生は終わらない。
「オーバー・ザ・ボーダー」
(境界線を越えろ)
一緒に絶望を乗り越えよう。
そして、新たな希望を掴み取ろう。
もし、あなたもお金に換算できないほどの
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ありがとうございました。
坂庭