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バック誘導は余計なこと

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ドS系「アゲマン・プロデューサー」のトミーです。

僕は以前、交通誘導の仕事を
していた時期があります。

「棒振り」と呼ばれる、「日雇」です。

夏暑くて、冬寒い、アレです。

軍隊並みに厳しくて、初日から
逃げ出したくなりましたが(苦笑)

交通誘導の仕事というのは、
命に関わるので法令で定められた
研修を受けた人間しか現場に
立たせてもらえません。

棒の振り方1つで、
片側交互通行などは、
一歩間違うと正面衝突を
引き起こします。

ですので、厳しくて当然。

その警備会社でも非常に重要なことを
たくさん学ばせてもらいました。

その1つに「バック誘導は余計なこと」
というのがあります。

「え?」と思いませんか?

「バック誘導をしてあげた方が
親切で丁寧なんじゃないか?」と。

僕も最初はそう思いました。

ところが、このバック誘導で
危険なトラブルが起きます。

反対側の後ろが見えてない、とか。

死角から、いきなり歩行者が
横切ってきた、とか。

死角にカートが置いてある、とか。

バックしすぎて後ろの壁に
激突した、とか。

勢いよくバックを踏み込みすぎて、
車輪止めを乗り越えて、自分が
轢かれそうになった、とか。

「お前がちゃんと見ていないからだろ!」
と、なります。

「良かれ」と思ってやったことが
むしろ「仇」になるわけです。

つまり「余計なこと」です。

脳の使い方も同じ。

「答えを言う」のは余計なことです。

ミスリードや新たな刷り込みは
そこから始まります。

安易に答えを教えてしまう人は、
自分自身が、自分で気づいて
変化したことがないから、
その重要性に気づいていないんですよ。

だから、そのコーチ、コンサル、
カウンセラーが、自分の気づきが少なく、
変化が遅い。

当然、クライアントにもたらせる
気づきも少なく、変化も遅い。

自分が答えを教えている、つまり、
自分が答えを教えてもらっている。

これでは、お互いに堂々巡りから
抜け出せません。

仮に答えを教えたところで、
気づいて腑に落ちないと、
意味がありませんし。

答えを教えている時点で、
自分が楽をしていますね。

気づかせるだけの技量がない。

(本人に気づく気がない、という
ケースもありますが)

自分のエゴやポジショントークで
都合のいい方向へ誘導するなんて、
あるまじき行為です。

「答えを聞く」のもダメですが。

「別の角度から問いかけてください」とか、
「ヒントをください」とか。

この時点でダメですね。

自分で気づく気がない。

「バック誘導は余計なこと」

コーチ、コンサル、カウンセラー、
などのお仕事をしている方は
覚えておくといいと思いますよ。

僕も毎日、意識しています。

正直、答えを言った方が楽です。

お互いにモヤモヤしなくて
済みますから。

それでも、やっぱり、
「バック誘導は余計なこと」
なんですよ。

答えは言わない、
答えは聞かない。

お互いの成長には、
これが1番大事なことです。

では。

ドS系「アゲマン・プロデューサー」トミー
坂庭鳳(さかにわ つとむ)

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