アイディンティティすら要らない
坂庭です。
初対面の人に聞かれることが
ある。
・肩書き
・役職
・年商
・乗っている車
・住んでいるところ
・持っているスキル
・キャリア
ぶっちゃけ、そんなものは、
たいして重要ではない。
僕は聞こうとも思わないし、
言おうとも思わない。
・従業員数とか
・納税額とか
どうでもいい。
なぜなら、その人の価値とは
何ら関係がないからだ。
高級車に乗っているとか
億単位で稼いでいるとか
地元の有力者と繋がりがあるとか
芸能人やモデルに友達がいるとか
何の興味関心もなければ、
むしろ、僕には「今ここ」の会話を
楽しむ際の余計な情報でしかない。
余計な情報により、
先入観が生まれ、
色眼鏡でお互いを見てしまう。
まったく興味がないし、
聞きたいとも思わない。
実際に、僕は、もう、「行政書士」
という法律系の国家資格を
語って仕事をとっているわけも
ない。
「世界一の健康オタク」というのも
単なるネタであって、「それで認知させよう」
なんて、まったく思っていない。
そもそも、
年商がいくらとか
乗っている車とか
住んでいるところとか
肩書きとか
役職とか
一切、語っていないし、
名刺すら持っていない。
「自分が何者か?」よりも、
「目の前の相手をどこに導くか?」
の方が大事だからだ。
もちろん、
公的な手続きや、
相談する側の安心感などを考えると、
実績やクライアントの声、
所在地、なども重要な要素であり
必要とされる場合もある。
だから、必要最低限の情報として
出しているが、そこを強調しようとか、
共感を得ようとか、気を引こうとか、
まったく思っていない。
当然、「人気者になろう」とか、
「褒められたい」「認められたい」
なんて、微塵も思っていない。
個人的には、
・肩書き
・キャリア
・スキル
・年収
・乗ってる車
・住んでいる所
・フォロワー数
そんなものはどうでもいい
一晩でいくら使えるとか
付き合った異性の数とか
身につけている時計の値段とか
乗っている車とか
住んでいるところとか
有名人と繋がりがあるとか
親戚に有力者がいるとか
そんなものをアピールしないと
自分の存在価値を見い出せない
そして、それに釣られる
情報弱者(メンヘラ)
それを誇示する人間も、
鵜呑みにして近寄る人間も
「私には価値がありません」
と、言っているようなものだ。
正直、「生きる目的」が明確になり、
日々、それに向かって突き進んでいると、
アイデンティティすら、必要ない。
それらのものにしがみついている
ということは、それらのものがないと
生きていけない、ということ。
そして、それらのものを失ったら
生きてはいけない、ということ。
改めて、問いたい。
あなたの価値はなんだ?
生きる目的はなんだ?
それさえ明確になれば、
アイディンティティすら、
もはや、必要ない。
アイディンティティすら不要になった時、
あなたの世界観は、今とはまったく
違ったものになっているだろう。
では。
坂庭