血も涙もないヤツ
坂庭です。
正直、僕はセミナーの参加者さんや
コンサルのクライアントさんの
「熱意」や「情熱」なんて、
どうでもいいと思っています。
「どうでもいい」というのは、
「無くていい」という意味ではなく。
本気で変わりたいのであれば、
「熱意」や「情熱」なんて、
当然だと思っています。
なので、そこはまったく
見ていません。
その上で、お伝えしますが。
「本気で変わりたいので
宜しくお願いします!」
「セミナーでお会いできるのを
本当に楽しみにしています!」
という熱いコメントやメッセージを
毎回いただきます。
本当にありがたいな、と
思います。
これは嘘ではありません。
僕なんて、もともと何の取り柄もない
単なる「下痢男」ですから(苦笑)
「本当にありがたい」
この気持ちに嘘はありませんが。
「病気の症状が深刻な人ほど
本気で自分と向き合って病気を
卒業する気があるか?」
と言えば、そうとも限りません。
「これまでの自己投資の額が
大きい人ほど、本気で自分と向き合って
セミナージプシー、ノウハウクレクターを
卒業する気があるか?」と言うと
そうでもありません。
そもそも目的がズレていたり、
目的が曖昧だと、いくら
本人が「本気です!」と
言っても、うまくいかないです。
「そこまで本気と言うなら…」
「病気の症状が深刻だから…」
「借金の額が大きいから…」
「坂庭に会うのを楽しみに
してくれているから…」
こうやって、僕自身の目的が
ズレてしまうと、皆さんに変化を
もたらせません。
お互いに時間とお金をムダに
してしまうことになりかねません。
成果につながらないんですね。
実際に、コンサルをお受けしてから
「今回はどんなことを相談したいですか?」
とお聞きしたら、
「悟りを開きたいんです!」
「悟りを開いて、どうしたいんですか?」
「・・・」
とか。
「ワクワクしたいんです!」
「ワクワクして、どうしたいんですか?」
「・・・」
とか。
「潜在意識を活用したいんです!」
「潜在意識を活用して、どうしたいんですか?」
「・・・」
とか。
中には「相談したいことを
考えていませんでした」
という方もいました・・orz…
そのような方たちには、
お金をお返しして、お断り
しましたが。
数ヶ月先まで埋まっているスケジュールに
自分で穴を開けてしまいました。
言い換えると。
そのような方を最初からお断り
していれば、目的が明確な方を
その時間にお受けできていた、
ということです。
何ヶ月もお待たせしなくても、
もっと早く、一緒にコンサルで
変化をもたらせていた、
ということです。
悩んだり、罪悪感に陥ったり、
自分を責めたり、セミナージプシーや
病気の期間を短縮できていた、
ということです。
漱石の草枕に「情に棹(さお)をさせば
流される」という表現がありますが。
僕自身が情に流されて結果にコミット
していなければ、意味がありません。
目的がズレていたり、目的が
曖昧な状態にも関わらず、
「情」で先に進めると
結局、お互いに不幸な
思いをします。
なので。
「冷たい」「残酷」「鬼」
「血も涙もない」と言われようが、
「目的がズレている」
「目的が曖昧」と判断した方は
お断りする、と決めています。
病気の症状が深刻だろうが、
自己投資の額が多かろうが、
借金が多かろうが、身内と
絶縁していようが。
本当に変わりたいのであれば、
本気なのは当たり前。
「熱意」や「情熱」なんて当たり前
なんですよ。
だから、そこをアピール
しないでください。
そこでカバーしようと
しないでください。
表面的に取り繕っても
意味がないです。
そんなところを必死にアピール
しなくても、本気の方は、
ちゃんと分かりますから。
その上で、
脳の使い方を変える目的は何か?
是非、そこを意識して僕の
動画を視聴してください。
では。
坂庭