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物欲が消えるメカニズムとは?

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東京に飽きまして。

幼い頃から、あれだけ、
憧れていた都会なのに。

もはや、欲しいものが
何もないんですよね。

20年ぶりに新宿のタカシマヤ
タイムズスクエアに
来たというのに。

欲しいものが何も無い、
という(笑)

20代の頃は、1階から最上階まで
すべてのフロアで、欲しいものしか
なかったですね。

「端から端まで欲しい」
「色違いで全部欲しい」
「店ごと欲しい」みたいな。

「宝くじが当たったら、
店ごと買おう」みたいな。

そういう感覚が、
綺麗さっぱり、
消え失せていました。

エルメス、グッチ、
ブラックレーベル、
ポールスミスetc…

時計、サングラス、財布、
バッグ、靴、スーツ、
ジャケットetc…

もちろん、東京には目的があって
今回、出てきたのですが。

少なくとも物欲は一切ない
ですね。

これは、

「どれも手に入る金額だから」

とか、逆に、

「手が届かない金額だから」

というものでもありません。

売上とか年収に関わらず、
欠乏感が無くなると、
物欲が消えるんですよ。

手に入らないフラストレーションも
なければ、所有したものを失う
恐怖もありません。

いくら、売上が増えようが、
年収や収入が増えようが、
欠乏感が消えない限り、
「まだまだ」「もっともっと」
という感覚が消えません。

恐れ、不安、焦りも
消えません。

むしろ、増幅し、加速します。

実際にお金の不安が消えずに
「あと3億しかない」といって
自殺する経営者もいるくらいです。

月収100万円になろうが、
年収1000万円になろうが、
年収1億円になろうが、
預貯金が50億になろうが、
セミリタイアしようが。

「収入や預貯金が増えただけ」
では、欠乏感は消えない、
ということです。

これは覚えておいた方がいいです。

「億万長者になればゴール」
「セミリタイヤすれば成功者」
だと思ったら大間違い。

むしろ、「まだまだ」
「もっともっと」が増幅し、
不安と、恐怖と焦りから、
うつ状態になります。

逆に、欠乏感が消えると、
売上がいくらだろうが、
年収がいくらだろうが、
「まだまだ」「もっともっと」
という感覚が無くなるので。

物欲も消えます。

物欲が掻き乱されることがない。
身も心も軽やかになります。

変に高揚することもなければ、
変に一喜一憂して、罪悪感に陥ったり、
自己嫌悪になることもありません。

といっても、ビジネスをする楽しみや、
人にプレゼントする喜びは
消えませんよ。

高い意識レベルで、ニュートラルで
フラットな感覚を常に維持できている、
ということです。

自分のエゴ(物欲)を満たすために、
衝動買いをしたり、

アホみたいにリア充をアピールするために
カツカツの状態で高級品を買い漁ったり、
見栄を張ることは無くなった、
ということです。

欠乏感が消えると、勝手に
物欲も消える、と。

逆に、いくら収入が増えても、
欠乏感を手放さない限り、
「まだまだ」「もっともっと」
という感覚は消えない、
ということです。

参考までに。
では。

坂庭

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