宗教の弊害
坂庭です。
今日は宗教の弊害を
ズバリ言います。
と言っても、いつもお伝え
している通り、僕は宗教を
一切否定していません。
むしろ、こう見えて、
僕は仏教徒の端くれです。
シャバのど真ん中に身を置く
仏教徒の端くれとして、
本音で言います。
どっちの世界も見ている人間
として、中立な立場で、
語ります。
宗教には、かなり弊害があります。
これは決して宗教が悪いわけではなく、
教義や経典を曲解して、つまり、
誤った解釈をしていることが
良くない、という意味です。
ネットワーク然り。
ネットワークの商品そのものは、
素晴らしいものが多いのに、
広め方の問題だったり、
やっている連中がイマイチなのと
同じです。
キリスト教や仏教といった宗教、
あるいは、ネットワークの商品
そのものは、素晴らしいと僕は
思っています。
それを踏まえて読んでください。
宗教の弊害は、人間の3大欲求を
なんら【解決せず】に蓋をして
閉じ込めてしまうこと、です。
いえ、厳密に言うと。
本来、仏陀もキリストも、
そんなに浅いことを言っていないにも
関わらず、信者が、そう信じ込んで、
誤った解釈で広め、勧誘している
ことが弊害なのですが。
「まだまだ」「もっともっと」という
欠乏感をなんら【解決していない】にも
関わらず、真理を理解していない
末端の信者が「欲=悪」という
浅はかな二元論で欠乏感に蓋をして、
解決した気にさせてしまう。
これは、なんら治療もせずに、
虫歯の上から、銀歯をかぶせている
状態です。
その状態が、5年も10年も続いたら
どうなります?
銀歯の下から虫歯が
顔を出しますよね?
いずれリバウンドします。
これがパンドラの箱です。
そもそも。
「何かがネガティブで、
何かがポジティブ」と
とらえている。
「◯と×」
「敵と味方」
「善と悪」
↑これは二元論と言って、
意識レベルとしては、
かなり低い状態にあります。
具体的には、
・問題解決が困難な状態
・目的達成が困難な状態
・病気になりやすい状態
・病気が治りにくい状態
です。
ですから、二元論に
陥っている間は、残念ながら、
身体的にも精神的にも経済的にも
豊かにはなれません。
当然、人間関係が良くなることも
ありません。
実際に、僕のセミナーに参加したり、
コンサルを利用してくれる方の
中でも、純粋で、真面目で、
素直で熱心に信仰している人ほど、
収入に困り、病気が重篤化し、
人間関係が悪化している人は
非常に多いです。
仏教徒の端くれが言うのも
なんですが。
信仰してもしなくても
人は健康で豊かで幸せになれます。
功徳を積もうが積むまいが、脳を
整えれば、誰でも健康で豊かで
幸せになれます。
「地獄に落ちる」とか、
「良い死に方をしない」とか、
「子々孫々まで悪影響が出る」とか。
恐怖を煽って、脅して
布施をさせようと
している時点で、もはや、
信仰でもなんでもないと
思っていいです。
単なるカツアゲと同じ
ですよね(苦笑)
脅して金品を巻き上げる。
これを信仰って言えます?
それを真理と言えます?
冷静に考えましょう。
「水子の魂が〜」といって、
高い壺を売りつけてくるのと
同じ。
不安を煽って、すぐに、
レントゲンを撮る医者と
同じ。
人助けでもなんでもない。
仏陀やキリストが
「地獄に落ちるぞ!」なんて、
言っていると思います?
神様仏様が、「1円も出せないヤツは
救わないぞ!」なんて
言っていると思います?
そんなに浅いことを何千年も
何千巻も通して、伝えようと
していると思います?
冷静に考えて、
ありえないですよね(苦笑)
この時点で「ありえない」と
疑問を持てないこと自体が
すでに洗脳されています。
いえ。
毒されています。
そして、その浅はかな
曲解を熱心に広め、
勧誘し、負の連鎖を
続ける。
その一旦を担っている。
詐欺の片棒を担いでいる
ようなもんですな。
絶縁する必要はありませんが、
いったん、そのようなグループから
離れて、冷静になった方が
いいでしょうね。
「なんの功徳も積んでいない
お前が言うな」って話ですが(苦笑)
シャバで自らを救えない人間が、
宗教にすがったところで、
あの世でも救われません。
もう一度、シャバのやり直しです。
次は人間になれるか疑問ですが(笑)
断言します。
宗教で癌は治りません。
宗教で借金は無くなりません。
宗教で人間関係は改善しません。
その逆で、宗教にハマって、
癌が治らないまま亡くなった人。
宗教にハマって無理して寄付や
献金、布施をして、経済的に
悪化した人。
宗教にハマって、人間関係が、
ボロボロになった人。
このような人たちなら、
死ぬほどいます。
まぁ、ネットワークも
然り、ですが。
熱心に信仰している人ほど、
一度、冷静になって、
このメールを何度も何度も
読み返してみてください。
もちろん、信じるもの、
信じないも自由です。
かと言って、僕を信じるのは
やめてくださいね。
僕がやっているのは
宗教ではないですし、
決して、「教義」でも、
「経典」でもないので。
信じるのは自分だけに
しましょう。
ちなみに。
「病気が治る」とか
「収入が増える」とか
「人間関係が改善する」というのは、
現世利益(げんせいりやく)と
言います。
現世のご利益ですね。
いわば、欲です。
煩悩です。
宗教が解決してくれるのは
シャバではなく、死んだ後の
(生きた後)の問題ですから。
宗教に現世利益を持ち込む時点で、
すでにズレています。
宗教にすがり、あの世とこの世を
混同している間は、残念ながら
問題が解決するとは、まず、
ありません。
参考までに。
坂庭