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鉛を引きずって生きてきた

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坂庭です。

先日、セミナーに参加してくれた
方がいます。

僕が行政書士の受験指導を
していた頃から信頼して、
ついてきてくれた合格者の方です。

「私はこれまで鉛を引きずるような
日々を送ってきました」

「改善するために、いろいろ
試してきましたが、根本的に
解決していないんです」

とおっしゃっていました。

その方は、僕が、まだ、体調が悪く
こじれまくっていた頃から、熱心に
セミナーに参加して、リアルタイムで
僕を見てくれていた方の1人です。

見限らずに、今でもこうして
着いてきてくれるのが
まさに奇跡です。

本当にありがたいですね。

その方がおっしゃいました。

「受験指導の頃の坂庭さんは、
叱咤激励してくれていました。

それはそれで、厳しくも、
ありがたかったです。

でも、今の坂庭さんは表情が
まったく違うですよね。」

と。

「叱咤激励」という表現を
していただきましたが、
正直、「ギスギス」していました。

そして、目の前の誰かを変えて、動かすのに
「厳しく言う」「叱る」「突き放す」ことしか
手段を持ち合わせていませんでした。

昔、いませんでした?

「愛のムチだ!」「お前のためだ!」
といって、竹刀を振り回して脅し、
怒鳴って、ビシビシ叩く教師。

事あるごとに

「単位をやらないぞ!」

「卒業させないぞ!」

と脅す。

最後は「勝手にしろ!」と
突き放す。

まさに、あんな感じでした。

「脅す」「叱る」「取り上げる」
「突き放す」それしか、知らない、
出来ない。

自分が子供の頃から親にされた指導法。

それを、そのまま子供に対しても
していました。

相手を変えるのに竹刀なんていらない。

脅して、叱って、取り上げて、
突き放しても、その場しのぎの
対症療法ですから、問題は
何も解決しません。

同じことを繰り返します。
堂々巡りですね。

「その時だけ」

むしろ、自己嫌悪、罪悪感、
自己憐憫。

「あんなこと言わなければよかった」

「あんなことしなければよかった」

「もっとこうしておけばよかった」

「どうしてあんなことを言って
しまったんだろう」

「自分はダメな人間だ」

自分を責め、苦しみ、さらに
悪化していきました。

そして、見栄とプライドの塊で、
コンプレックスの塊でもありました。

「白鳥」のように、水面下では
必死に足をバタバタして、上っ面だけは
涼しい顔をしていました。

今思うと薄っぺらいですね。

自分でも書いていて
恥ずかしいです(恥)

それこそ、鉛のように重い頭と体を
引きずっているような日々。

ストレスと過労で夜も眠れず
日中の運転中もダルく、
信号待ちのたびにウトウトし、

青になった時に後ろの車に
クラクションを鳴らされて
「はっ!」として、また走り出す。

体調はもちろん

仕事の生産性は落ち

人間関係は悪化し

次第に

業績も悪化していきました

クレームは増え、ビジネスパートナーとは
音信不通になり、スタッフは全員
いなくなりました。

毎日、鉛のように重くて鈍くて
ダルい頭と体を引きずって、
布団から這い出し、

「もう、朝が来ちゃった・・・」

「はぁ、また、今日も始まる・・・」

「いつまでこの生活が続くんだろう・・・」

「この生活に終わりは来るのだろうか・・・」

「ここさえ乗り切れば、きっとなんとかなる・・・」

「とにかく今日1日を乗り切ろう・・・」

そう思って生きてきました。

何年も何十年も。
いえ、人生のすべてを。

思いつく限りのことを試し、
時間とお金を使っても悪化する一方。

ストレスで喘息になり、吸入器を
持ち歩いていた時期もあります。

悪化して、夜間の救急に自分で
駆け込んだこともあります。

自分を鼓舞する気力も無くなり、
イライラ以外の感情は無くなり、
季節感も生きている実感も
無くなりました。

それでも頑張り続けましたが、
努力は何一つ報われず、苦労は
一瞬で泡のように消え、

最後は借金、絶縁で
寝たきりになりました。


グラウンドでマラソンをしている
同級生をイメージしてみてください。

みんな、サクサク、楽そうに、
おしゃべりをしながら何周もしている。

なのに、自分だけ一歩、前に足を
踏み出すだけで、しんどい。

「何が違うんだろう?」

「どうして、自分だけ、こんなに
苦しいんだろう?」

「なんで、みんなは、あんなに
楽に何周も走れるんだろう?」

不思議でした。

ふと、振り返って見たら、自分だけ
腰にトラックのタイヤを
引きずって走っていた状態です。

「おい!」と(苦笑)

「自分だけタイヤを引きずって
走ってた!」と(苦笑)

じゃあ、そのタイヤを外したら
どうなると思います?

サクサク、身軽に走れる。
飛ぶように軽やかに走れる。

まるで、背中に羽が生えたように
自由に動き回れる。

「そりゃ〜、自分だけ
しんどいわけだよな〜」

「そりゃ〜、みんな、楽に
何周も走れるわけだよな〜」

そんな感覚です。


僕は本当に見栄とプライドと
コンプレックスの塊でした。

だから、「白鳥」のように、水面下では
必死に足をバタバタして、上っ面だけは
涼しい顔をしていました。

意味あります?(笑)

人を変えて動かすのに
竹刀なんて要らない。

人生に努力も根性も
忍耐も要らない。

水面下で必死に足をバタバタ
させる必要なんてない。

見栄を張って上っ面だけ
涼しい顔をする必要もない。

白鳥なんて、やめちまえ。

浮き輪だよ、浮き輪。

決して「楽して稼ぐ」とか、
そういう話ではないですよ。

毎日、好きで心から
楽しめることをして

大切な人たちと笑顔で
生き生きと自分らしく暮らせて

心も身体も軽やかに生きられる

ということです。

そして、【結果】として、
誰かの役に立ち、対価としてお金を
いただき、その良い循環が広がっていく。

【結果】として、達成感や、
満足感、充実感を得る。

当然、お金、時間、健康、人間関係の
ストレスからも解放される。

ストレスフリーという状態。

受験指導をしていた頃に
つけられたニックネームが
「鬼軍曹」です。

「血も涙もない」

「冷酷」

と言われていましたから。

今は・・・

「鬼軍曹」じゃなかったらなんでしょうね・・・

「毎日浮き輪でプカプカ浮いている
気ままなオッサン」でしょうか?(笑)

人生に努力も根性も忍耐も要らない。
見えもプライドも要らない。

人生、浮き輪だよ、浮き輪。

では。

坂庭

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