幸せになりたいだけなのに
待たせたな。坂庭です。
いつも、熱心に本、YouTube、ブログを
ご活用いただき、ありがとうございます。
今日は、「脳の使い方以前の話」を。
基本というか、原点です。
ここを押さえておかないと、
ビジネス、健康、心理学、心理技術、
スピリチュアル、自己啓発、宗教で
グルグルすることになります。
堂々巡りの無限地獄から抜け出せなくなり、
静かに真綿で首を絞めるように、
沼っていきます。
そこから抜け出す第一歩ですね。
もっとも基本的で1番大事な話をします。
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目ん玉をひんむいて、目を皿にして
読んでください。
そして、是非、プリントアウトして
手元に置き、繰り返し読み返して
みてください。
あなたは自分で自分のことを理解して
いますか?
人間は自分のことが1番分かっていません。
これは本当です。
「いやいや、坂庭さん、私は自分のことは
自分でよく分かっていますよ。」
本当でしょうか?
思考が投影している以上
現実で答え合わせです。
もし、本当にそうであれば、今、
このブログを読んでいないはずです。
なぜなら、読む必要がないからです。
「え?どういうこと?」
もし、あなたがお金、健康、恋愛・人間関係
で困っているとしたら、あなたは自分で
自分のことが分かっていない証拠です。
以前の僕がそうでした。
我が強く、エゴの塊だったので、
「世の中の人間は自分のことが
分かっていなくても、俺は違う。
自分のことくらい自分が1番よく
分かっている」
と、ずーっと思っていました。
バカですね(笑)
ところが、真逆でした。
自分で自分のことが1番よく分かって
いませんでした。
「我が強く、エゴの塊だった」という
自覚すらありませんでした。
繰り返しますが、
思考が投影している以上
現実で答え合わせです。
もし、自分で自分のことが本当に
1番よく分かっていれば、今、
お金にも健康にも人間関係にも
困っていないはずなんですよ。
何が言いたいか?
自分で自分を誤魔化していた
ということです。
自分から逃げ回り、
痛み止めを飲み、
痛みを誤魔化し、
その場しのぎをしていました。
そうすることで、自分の本当の気持ち、
感情、欲求に蓋をしていたんですね。
自分が欲しいものも、欲しくないものも、
したいことも、したくないことも、
言いたいことも、言いたくないことも、
会いたい人も、会いたくない人も、
自分で自分のことをまったく理解して
いませんでした。
いえ。蓋をし、誤魔化していたんです。
ネガティブな自分を見たくない
ネガティブな自分に気づきたくない
ネガティブな自分と向き合いたくない
から。
結果どうなったか?
借金・絶縁・寝たきりです。
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そこからどうやって立ち直ったのか?
脳の使い方です。
「坂庭さん、脳の使い方って、
心理学ですか?心理技術ですか?
脳科学ですか?量子力学ですか?
潜在意識ですか?分子栄養学ですか?」
全部そうであり、全部違います。
もっというと「哲学」です。
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こう言うとメンヘラはすぐ
「なるほど坂庭さん!私は今度は
哲学を学べばいいんですね!」
と言い出しますが、先に言っておきます。
学ばんでいい。
またこじれるから。
もっと悪化するから。
そうやって、学べばいい、知識・情報を
詰め込めばいいと思っていますよね?
だからこじれているんですよ。
答えは自分の中にしかありませんから。
知識・情報を詰め込み、ノウハウ、
テクニックを求め、戦略、戦術に
頼っているうちは何も変わりません。
「やった気」になっているだけです。
知識・情報・経験が邪魔をして
本質が見えなくなっていきます。
哲学とは何か?というと、
「自分とは何者か?」です。
これが哲学の世界です。
といっても、僕は哲学を「学んだこと」が
ないので、正直、よく分かりません。
三哲学者のデカルト、カント、
ショーペンハウアーの名前くらいは
知っていますが。
その程度です。
学ぶことに意味がなく、
答えは自分の中にしかないのに、
「答えは自分の中にしかない」という
哲学を学ぶこと自体がナンセンスです。
僕は文学部の文学科出身ですが、
専攻は古代(上代)で、古事記、日本書紀、
出雲風土記をベースに万葉集を紐解いて
いました。
同じ文学部でも日本文学と哲学では
分野も世界観もまったく違うので、
中途半端な気持ちで一歩足を
踏み入れたら途方に暮れました。
当時、「ソフィーの世界」という
哲学の入門書みたいのが流行りましたが、
それでも難解な言い回しや問いかけに
気が遠くなり、意識が薄くなり、
毎晩、分厚い「ソフィーの世界」を
枕にして眠っていました。
ちょうど不眠症だったので、眠れないと
「ソフィーの世界」を開くほどです。
ある意味、哲学は薬よりも効きます。
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この意味を深く噛み締めてください。
最後にもう一度、言いますので。
それくらい「哲学」というのは奥が深く、
難解で理解しがたく、「自分には必要のないもの」
として忘れ去っていました。
いえ、思い出したくなかったのです。
自分と向き合うなんて面倒臭いから。
ところが。
「答えは自分の中にある」
「答えは自分の中にしかない」
という思考がそもそも、哲学的なんだ
ということについ最近、気づきました。
それも人に言われて。
「トミーがやっていることって、
心理技術というよりも哲学だよね?」と。
そもそも、「〜心理学」なんて学んでも
まったく意味がありません。
「ミラーリング!」とか
「ホームで戦え!」とか。
「交渉術!」とか。
今思うと、アホみたいですね。
浅いにもほどがありました。
実際に人が寄りつかなくなり、
取引先とは音信不通になり、
スタッフが全員辞め、親とも
絶縁するハメになったので。
とは言え、僕は哲学をしっかりと
学んだことがないので、自分では
「哲学的思考」と言っています。
脳の使い方とは言ってみれば、
哲学的思考をする、という意味です。
「答えは自分の中にしかない」
という前提なので。
逆に、僕が「ザ・サイン」のシリーズ第3弾
「宗教編」に入れる予定で「宗教的思考」と
表現しているのは、
教義、経典を丸暗記し、鵜呑みにし、丸呑みし、
模範解答を刷り込むやり方のことです。
テキスト、マニュアル、教本を
一言一句違わず、丸暗記して、
鵜呑みにして、頭に刷り込み、
叩き込むことです。
決して宗教そのものを否定している
わけでないので「宗教的」と
表現しています。
まさに、「日本の学校教育のやり方」
そのものです。
その上で、
「じゃぁ、脳の使い方って何?」
「哲学的思考って何?」
「自分と向き合え!ってどういうこと?」
「結局、何をすればいいの?」
「何からやればいいの?」
と思いますよね。
まず、基本として、下記を
ハッキリと認識し、自覚することです。
本当は自分は何をしたいのか?
本当は自分は何をしたくないのか?
本当は自分は何が欲しいのか?
本当は自分は何が欲しくないのか?
本当は自分は誰に会いたいのか?
本当は自分は誰に会いたくないのか?
本当は自分は何を言いたいのか?
本当は自分は何を言いたくないのか?
本当は自分はどこへ行きたいのか?
本当は自分はどこへ行きたくないのか?
これを理解すること、自覚すること、
認識することです。
自分で分かっているようで
まったく分かっていない。
なぜなら、
自分から逃げ回り、
痛み止めを飲み、
痛みを誤魔化し、
その場しのぎをしてきたからです。
「愛されたい」
「嫌われたくない」
この狭間でアクセルとブレーキを同時に踏み、
二の足を踏み、その場でプルプル
しているからです。
「べきべき」「ねばねば」「人として!」
こうすることで、自分の本当の気持ち、
感情、欲求に蓋をしてきてしまったからです。
僕たちは幸せになりたいから我慢して、
努力して、頑張ってきたはずなのに。
ただ、幸せになりたいだけなのに。
ただ、目の前のこの人を
幸せにしたいだけなのに。
哀しいかな。
その結果が、
自分でも本当は何がしたいのか?
何を言いたいのか?どこへ行きたいのか?
誰に会いたいのか?それすらも分からなく
なってしまったのです。
そんなチグハグな世界で、
誰もが皆、もがき、苦しみ、
嘆いているのです。
幸せを願ったが故に
幸せになれていない今の自分。
この矛盾した状況に絶望している。
違いますか?
「脳の使い方を変える」
「思考の癖を整える」
「自分と向き合う」
「深掘りをする」
「思い込みに気づく」
というのは、「ねばねば」「べきべき」
「人として!」という偽りの自分に
気づき、それを手放し、本当の自分を
取り戻すことです。
本当の自分の人生を生き直すことです。
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自分の本当の感情を理解し、
本当の自分を思い出し、
本当の自分と出会い、
本当の自分に戻っていく。
シンプルですよね?
何もこれ以上、学ぶ必要もないですよね?
これが僕の言う「哲学的思考」です。
ちゃんと哲学を学んだことがないので、
「哲学的」と表現していることを
理解してください。
もちろん、1人でやってやれないことも
ありませんし、基本は1人でやるものだし、
1人でできる人は1人でやればいいと思いますが。
これがなかなかできない。
1人でできる人はとっくに自分を変え、
このブログが不要になり、坂庭の
本もYouTubeも不要になり、
今頃は坂庭のことすら忘れ、
本当の自分を満喫していることでしょう。
それでいいんです。
そうでなきゃ困る。
いつまでも「坂庭がいないと
問題が解決しない」じゃ、
困りますよね?
単なる気休め
単なる痛み止め
だったら、論外です。
だとしたら、あなたも、1人でできるようになるまで、
まずは坂庭と一緒に脳の使い方、深掘りの仕方を
身につけませんか?
いかがでしたでしょうか?
「答えは自分の中にある」
「答えは自分の中にしかない」
「生きるとは?死ぬとは?」
それが進むと、
「自分とは何者か?」
まさに哲学の世界です。
ここに模範解答はありません。
そもそも、人生に模範解答なんて
ありませんから。
哲学的思考で自分と向き合い
自分に問いかけ、自分で答えを
見出せるようになれば、解決しない
問題がありません。
そして。
生き様は死に様です。
どのように生きたかで
どのように死ぬかが決まります。
とは言え。
いきなり、
「生きる目的は何か?」
「どのように生き、どのように死ぬのか?」
「あなたとは何者か?」
と聞かれても、分からないですよね?
だからこそ、やさしいところから
一緒にやっていくのがよいです。
どうじゃないと挫折しますからね。
是非、オンラインセミナーに
参加してみてください。
ということで。
目の前の現実や今の自分に絶望したら、
是非、「哲学的思考」を意識
してみてください。
そして。
「ソフィーの世界」に挫折したら、
是非、「トミーの世界」へ。
まだ、僕がセミナーやコンサルを
やっているうちに。
本当は自分は何をしたいのか?
本当は自分は何が欲しいのか?
本当は自分は誰に会いたいのか?
本当は自分は何を言いたいのか?
本当は自分はどこへ行きたいのか?
ここを明らかにし、偽りの自分をやめ、
本当の自分を取り戻しましょう。
あなたのために
あなたの大切な人のために
「哲学はノウハウ、テクニック、
戦略、戦術よりも効く」
ということを覚えておいてください。
冒頭でお伝えしましたが、
「哲学は薬よりも効く」というのは
単に「薬よりもよく眠れる」という
意味ではなく。
問題の本質を見極め、問題を
根本的に解決するために哲学は
必要なものだという意味です。
続きはオンラインセミナーで。
それでは次回の配信も震えて待て。
ありがとうございました。
坂庭