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言霊に頼ってるウチはダメ

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坂庭です。

「言霊、言霊」、言ってる人で
うまくいった人にお目にかかった
ことがない。

実際に僕自身、「言霊」に頼り、
「祝詞」を必死こいて読み上げて
いた時期もある。 

中でも「伊勢神宮の祝詞は
特別にパワーがある」と聞いて、
入手しては、朝晩、読み上げ、
コピーを持ち歩いていた。

それこそ、ボロボロになるほど。

ところが。
まったく、うまくいかなかった。
なぜか?

ず~っと、不思議だった。

「言霊」を信仰しているにも
関わらず。

なぜだ?と。

ようやく気づいた。
思考(想い)が伴っていなかったからだ。

単に「言葉を発すればいい」ワケではなく、
どのような「心の有り様(在り方)」で
その言葉を発するのか?という点が
完全に欠落していたからだ。

今思うと、当たり前と言えば
当たり前。

言葉を発する時に
常に心(脳)、すなわち、
「思考」が伴う。

言い換えると、思考が無ければ
発する言葉が無い。

「思考」

「想い」

「言葉」

だ。

このメールしかり。

いきなり、言葉が勝手に飛び出て、
あるいは、どこからか降って湧いてきて、
サラサラ書いてるわけでない。

まず、何を伝えたいか?を頭で考え、
誰に届けたいのか?に想いを馳せ、
どんな想いで配信するのか?

そして、言葉に想いを乗せる。
言葉に念を込める、というか。

はじめに言葉ありき

ではなく、

はじめに思考ありき
次に想いありき、
最後に言葉ありき。

僕はこう見えて、大学時代に
万葉集を専攻していた。

古代(上代)文学を読み解く時に、
欠かせないのが

・古事記
・日本書紀
・風土記

「風土記(ふどき)」というのは
地方の文化や歴史を記したもの。

そのため、地方によって内容は
異なる。

古代文学で最も重要視されるのは
風土記の中でも「出雲風土記」。

万葉集を紐解く時に、
古事記、日本書紀、出雲風土記と
いうバックボーンは絶対不可欠。

ここを紐解かない限り、
万葉集の歌を解読できない。

万葉人の真意を汲み取れない。

たとえば、アメリカ人が
ジョークを言った時に
文化的な背景を知らないと
理解できないのと同じ。

これを「習俗」「風俗」なんて
言ったりする。

(「民俗学」というジャンルも
関わってくるが)

そこで、万葉集を研究する時に、
必ずといっていいほど、いや、
むしろ、古事記、日本書紀、
出雲風土記を読み漁っている
ことの方が多いくらいだ。

当然、「言霊信仰」にも当たり、
さんざん調べた。

竹取物語、桃太郎伝説も。

話を戻すと

「はじめに言葉ありき」

耳にタコが出来るほど
聞いた言葉だ。

ところが。

言葉を発する時に、どのような
心の有り様(在り方)、想い、念、
脳の使い方、土台となる
思考パターンがあるか?

そこを完全に見落としていた。

最近、また、万葉集に触れ、
古事記、日本書紀、出雲風土記にも
遡っているが。

そこで、気づいた。

なぜ、日本人はアファメーションが
好きなのか?

そして、なぜ、言霊で
うまくいかないのか?

「はじめに言葉ありき」

まさにこれだ。

「表面的な言葉遣い」にばかり
気を取られていて、肝心な
そのベースにある心の有り様(在り方)や、
脳の使い方、土台となる思考パターンを
なおざりにしている、ということに。

そりゃ、うまくいかないわけだ。

「言葉に魂が宿る」と言え、
「バカ」と言う時に、
「バカ」という言葉そのものに
魂が宿っているわけではなく、
「バカ」という言葉には、すでに
「念」が、こもっている。

同じ「バカ」と言う時に、
「くたばれ!このゲス野郎!」
という念を込めて言うのか?

「この可愛子ちゃん、バカだなぁ~。
ボクがいないと何も出来ないんだから~。
本当に困ったちゃんだなぁ~。(ツンツン)」
という想いで言うのか?

伝わる「バカ」のニュアンスは
当然違う。

発する言葉がどうであれ、
そこにどのような念を込めるのか?

どのような想いで発するのか?

どのような思考パターンで
やるのか?

それによって得られる結果は
天と地ほど異なる。

「バカ」と罵ることで
胸ぐらを掴み合うのか?

「バカ」と愛情表現することで、
イチャイチャするのか?

ちなみに。

祝詞は手放した。
もう、必要ない。

なぜなら、言霊に頼らなくても、
思考パターンを土台から変えれば、
「念」が変わり、発する言葉が変わり、
自ずと現実も変わるからだ。

神の世界では分からないが、
少なくとも人間の世界では、
「はじめに言葉ありき」ではなく、
「はじめに思考ありき」だ。

思考のないところに言葉はない。

言霊に頼っているウチはダメだね。
反省を込めて。

文学部の出身として、「言霊信仰」を
重んじたい気持ちもあるが。

でも、やっぱり脳。

いずれ、万葉集を語るだけの
暑苦しい動画を配信しようと思う。

あなたは「興味ねーよ」と
言うかもしれないが。

これからの時代に絶対に欠かせない
【要素】が、ここにはある。

この【要素】を満たしていく10年後と、
この【要素】が欠落したままの10年後とでは、
受け取れる【豊かさ】がまったく違ってくる。

あなたは、この感覚を身につけることで、
お金も愛もエネルギーも、いずれ、
【溢れっぱなし】になるだろう。

是非、楽しみに待ってほしい。

「待ってらんねーよ」というあなたは、
まずは、1Dayセミナーで、
脳のOSをアップデートしよう。

では。
坂庭

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